2016年3月11日。未曾有の被害をもたらしたあの日から5年。
今年の紫苑では被害の大きかった宮城県七ケ浜町在住の佐藤貴子さんに当日の様子や津波で尊い命を落とされた旦那様のこと、残されたご家族、お子様の想いなどをお話いただき、震災について、防災について、そして今後の課題等についても考えながら想いを寄せるイベントを開催いたしました。

※各出演者については「公演内容」をご覧下さい。

「紫苑 〜3.11 想いを寄せて vol.4 〜」

司会進行:竹本志帆

「宮城県七ケ浜で被災された 佐藤貴子さんのお話」

  • 『震災で夫を亡くしました。 2人の子供と元気に笑顔で過ごしています。』
  • 毎年秋に宮城県七ケ浜町で開催している「紫苑」のつながりで出会った佐藤貴子さんに被災当日のお話や津波で尊い命を落とされた旦那様のことをお話いただき、二人の大切なお子様のその後の様子や震災を忘れないで欲しい、震災で親を亡くした子供たちが多くいることを忘れないで欲しいとのお気持ちを聞かせていただきました。
  • ご来場いただいた多くの方より、メディアを通さずしてこうして被災された方の声を聞けたことで改めて震災の甚大なる被害を感じ、被災された方々への想い、そして忘れてはならないという気持ちを強く抱かれた等のご感想をいただきました。

「震災説明・作文、絵本の朗読」
(東日本大震災、阪神・淡路大震災、新潟県中越大震災)

  • 震災説明/朗読: ハグハグ共和国 BGM演奏:後藤冬樹
  • 発生から5年となる「東日本大震災」、今年の1月に発生から21年となった「阪神・淡路大震災」(1995年1月17日発生)、昨年の10月で発生から11年となった「新潟県中越大震災」(2004年10月23日発生)の3つの大震災について振り返った後、各震災について書かれた「作文」及び「絵本」をハグハグ共和国の皆さんに朗読いただきました。
  • ✴︎ハグハグ共和国の主宰「久光真央」さんは昨年、一昨年の七ケ浜公演にてMCを担当してくださり、また劇団員の中村和之さんも七ヶ浜公演の忍者ショーで活躍くださいました。
  • <阪神・淡路大震災>
  •  阪神淡路大震災兵庫県下児童作文集「ドッカンぐらぐら」より
  •   「十二時にサイレンが」 作:津名・富島小学校 川端さゆり
  • <新潟県中越大震災>
  • 災害メモリアルKOBE-次世代に教訓を語り継ぐ会より-
  •   「地震なんかに負けないぞ」 作:新潟大学付属長岡小学校 三井田秀 
  •   (新潟県中越大震災で被災した小学生の作文)
  • <東日本大震災>
  •  絵本「ひまわりの おか」文:ひまわりをうえた八人のお母さん 葉方 丹  絵: 松成 真理子 (出版社:岩崎書店)
  •  東日本大震災による津波で、児童74名の命が亡くなり行方不明となるという悲劇がおこった「宮城県石巻市立大川小学校」。犠牲となった児童のお母さんたちが書いた子どもたちについての手紙をもとに作られた絵本
  • 昨年はお一人で読んでいただいた「ひまわりのおか」は7人による群読で読んでいただき、聞かれている皆様により一層強い想いが届いたようでした。

「後藤冬樹 アコースティックミニライブ」

  • 震災当初、ミュージシャンとしての無力さにもどかしさを感じる中、Twitterに投稿された「子供たちが怖くて眠れない」と言うコメントを見て、【子守唄プロジェクト】を立ち上げた後藤冬樹さんによるミニライブ。
  • 冬樹さんには今年で三年連続となるご出演をしていただきました。
  • 心があたたかになる愛に溢れる楽しい曲や「子守歌プロジェクト」で『少しでも不安な夜が穏やかになれば』と言う思いで作られた「HOME」を歌ってくださり、聴いている皆様も楽しみ、そして「HOME」ではその歌の持つ優しい力に心を打たれている表情をされていました。

「ダンス」

  • 踊り手・振付:渡邊純子
  • 紫苑代表の渡邊によるダンス。想いを込めて踊らせていただきました。

「黙祷・キャンドルナイト」

  • 参加してくださった皆様と出演者・スタッフ全員でLEDキャンドルにあかりを灯し、祈りを込めて黙祷させていただきました。

「ゴスペル」

  • 出演:サニーサイドゴスペルクラブ横浜
  • フィナーレは東北各地へボランティアライブに訪れ、活動拠点の関東においても、呼びかけを続けているサニーサイドゴスペルクラブ横浜の皆さんによるゴスペルミニライブ。毎年歌っていただいている「Unity」では震災直後からの各地のボランティアの様子や七ケ浜紫苑の様子の映像が歌詞と共に映し出され、感動と優しさで包まれる時間となりました。


「特別展示:パネル展」

  • 「公益社団法人中越防災安全推進機構」様から送っていただいた『震災関係』『非常時備蓄品リスト』のパネル、そして七ケ浜紫苑レポートパネルを特別展示いたしました。

<ご報告>
チケット代及び当日の募金で集まった寄付金、そして協賛金の合計は108,176円となりました。
内、必要経費の94,406円(会場費・当日運営費・宣伝広告費・送料 他)を除くは13,770円に関しましては、そこに1,230円を加えまして、10,000円を「あしなが東日本大震災遺児支援募金」様へ、5,000円を「閖上の記憶」様へ寄付させていただきました。
あしなが育英会様ウェブサイト: http://www.ashinaga.org
閖上の記憶様ウェブサイト: http://tsunami-memorial.org
沢山の御協力、誠にありがとうございます。

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クリックすると拡大します。
※撮影:早川潤

< アンケート結果 >
2016年3月11日の「紫苑」では初めてご来場者様対象にアンケートをさせていただきました。
結果は以下の通りです。

「イベントはいかがでしたか?」
  大変良かった:88%  良かった:12%
 (普通、悪い、大変悪かったは0%でした)

「良いと思ったのはなぜですか?」
・実際のお話を聞けたこと
・現在の東北が良く伝わってきた。思いが伝わってきた。
・メディアを通してでしか知らなかった震災について実際に被災された方のお話を聞くことができ、
 またその想いをここにいる沢山の方と共有することができたので。
・言葉では表せないです
・冬樹さんの歌がとても心に響きました。
・佐藤さんのお話に胸を打たれました
・被災された方のお話が聞けたこと。
・継続していること、伝えることの大切さを心底感じました。
・特に佐藤さんのお話が響きました。
・出演者の皆様の真摯な思いが伝わってきました。
・熱を感じたことです
・被災地の方の生の声が聴けたこと。皆さんの想いが伝わったこと。

「実際に震災後、東北を訪れたことがありますか?」
  はい:57% いいえ:43%

「今後、どのような支援が必要になってくると思いますか?
・一人でも多くの人に東日本大震災で被災された方の声を聞いていただき、伝え続けていくこと
・心のケア、子供たちの心
・精神的なサポート、単身高齢者に対するサポート
・3.11のとてつもないこの記憶を忘れないこと
・忘れないでつながること。
・一人一人ができる限り東北に足を運ぶことと思います。
・継続して伝えていくことが大事だと思います。
・忘れないように。本当の現場の声が全国に届くような支援。
・人手不足が深刻だと聞いています
・個々に合った支援かと思います。
・色々な方面の支援

「そのほか、ご意見やご感想などあればお願いいたします」
・私自身がこれまでに東日本大震災の復興のために寄与したことが殆どなく、
 今回の紫苑にて出演者の方や参加者の方と共に祈りを捧げる機会を得、
 また身近に思うことができたこと、生きていることを尊く思えたこと、嬉しかったです。
 ありがとうございました。
・東北に想いを寄せるひとときを作ってくださってありがとうございました。
・5年が経ってもまだまだ支援は必要だと改めて思うのと同時に
 今回のイベントで受け取った想いを周囲の人たちに少しずつですが伝えたいと思いました。
・どのステージも忘れられない、心を打つものでした。
・大変貴重な時間をありがとうございました。今後も是非続けていってほしいと思います。
・とても濃い時間をありがとうございました。
・防災パンフレットありがとうございました。事務所で活用させていただきます。
・関東でこのようなイベントに参加できてよかったです。
・どんなカタチでも長く続けていけますように。
・復興ボランティアには何回か行っているので、その時出会った方々の顔も浮かびました。

アンケートにご協力いただきました皆様、ありがとうございました。
今後のご参考、励みにさせていただきます。